岡山・倉敷にお住まいのみなさん、こんにちは!
モモタロウ解体のブログ担当です。
アスベスト外壁の問題は、古い建物にお住まいの方やリフォームを考えている方にとって非常に重要なテーマです。
アスベストは健康に深刻な影響を与える可能性があり、外壁に使用されている場合は特に注意が必要です。
この記事では、アスベスト外壁のリスクや確認方法、安全な除去手順をわかりやすく解説します。
解体やリフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてください!
アスベスト外壁の問題とは?
アスベストは、かつて建材として多く使用されていた素材です。
しかし、現在では健康への重大なリスクがあることが判明しています。
特に古い建物に使用されている外壁にアスベストが含まれていることが多く、解体工事やリフォーム時に注意が必要です。
ここでは、アスベスト外壁に関する問題を解説します。
アスベストを含む外壁材は、劣化や破損によってアスベスト繊維が飛散しやすくなります。
これを吸い込むと、肺に蓄積され、肺がんや中皮腫などの深刻な健康被害を引き起こすリスクがあります。そのため、特に古い建物の外壁材には注意が必要です。
アスベスト外壁の特徴
アスベストが含まれる外壁材には、いくつかの特徴があります。
これらの特徴を知っておくことで、建物のアスベスト含有の可能性を把握しやすくなります。
しかし、外見だけでは確実な判断ができないため、専門の調査が必要です。
1. セメント系外壁材に含まれることが多い
アスベストは、セメントと混ぜられて建材に使用されることが一般的でした。
特に「スレート」や「アスベストセメント」として外壁や屋根に広く使われていました。
このため、見た目がセメント系の材料を使用している建物には、アスベストが含まれている可能性があります。
2. 耐火性と耐久性の高さ
アスベストは、非常に優れた耐火性と耐久性を持っています。
これによって、外壁材としての寿命が長いというメリットがあります。
そのため、1970年代から1980年代にかけて、耐火性を求められる建物に多く採用されていました。
しかし、このメリットがある一方で、劣化するとアスベスト繊維が飛散し、健康被害を引き起こすというデメリットが発生します。
3. 表面がざらついている
アスベストを含むセメント系の外壁材は、表面がざらざらしているのが一般的です。色は灰色や白っぽいものが多く、見た目にも古い建物に多く見られる特徴です。
4. 施工時期が1970年代~1980年代
日本では、1970年代から1980年代にかけてアスベストが多く使用されていました。そのため、この時期に建設された建物はアスベスト含有の可能性が高いです。
特に、公共施設やマンション、工場などの大型建築物では、アスベストを含む外壁材や屋根材が使用されていたケースが多く見られます。
アスベスト外壁のリスクとは?
健康への影響
アスベスト外壁の最大のリスクは健康への悪影響です。
アスベスト繊維は非常に細かく、空気中に漂いやすいため、吸い込むことで肺に蓄積されます。
長期的には肺がんや中皮腫などの重大な病気を引き起こすリスクがあります。
特に、建物が古くなり外壁が劣化することで、繊維が飛散しやすくなるため、適切な対応が必要です。
外壁の劣化による危険性
外壁が経年劣化によって割れたり砕けたりすると、アスベスト繊維が飛散するリスクが高まります。
古い建物の場合、外壁の割れ目や破損箇所からアスベストが放出されます。
そのため、特に解体工事の際には注意が必要です。
繊維の飛散は目に見えないため、健康被害を防ぐためにも、外壁が劣化しているかどうかを早期に確認することが大切です。
アスベスト外壁の確認方法
アスベスト外壁は、外見だけでは判断が難しいため、専門的な調査が必要です。
以下に、アスベスト外壁の確認方法を詳しく説明します。
1. 専門業者による調査
アスベストを含む外壁かどうかを確実に確認するためには、専門業者に依頼するのが最も安全かつ確実な方法です。
アスベスト調査には、以下のようなプロセスがあります。
試料採取
専門業者が外壁の一部を安全に採取し、分析するためのサンプルとして持ち帰ります。
ラボでの分析
採取した試料は、専門のラボでアスベスト含有の有無を分析します。
これは、顕微鏡などの専用機器を使って繊維の種類や含有量を判定する高度な分析です。
この調査により、アスベストが含まれているかどうかを正確に確認できます。
2. 施工時期の確認
アスベストは1970年代から1980年代にかけて広く使用されていました。
しかし、2006年にはアスベストの使用が全面禁止されています。
そのため、建物がこれ以前に建てられたものであれば、アスベストを含む外壁が使われている可能性が高いです。
建物の施工時期を確認することは、アスベスト外壁かどうかを判断する一つの目安になります。
3. 建材の種類を確認
アスベストは主に「スレート」や「アスベストセメント」などのセメント系建材に含まれることが多いです。
建物の外壁がセメント系の素材でできている場合、アスベストが含まれている可能性があります。
特に、古い建物で表面がざらざらしている外壁材や屋根材は、アスベスト含有の疑いがあります。
4. DIYでの確認は避けるべき
アスベストの確認を自分で行おうとするのは非常に危険です。
アスベスト繊維は目に見えないほど細かく、少しの破損でも飛散するリスクがあります。
自分でサンプルを採取したり、外壁を削る行為はアスベストの飛散を招きます。
健康被害につながる恐れがあるため、絶対に避けるべきです。
必ず資格を持つ専門業者に依頼してください。
5. アスベストのリスクを感じたら、すぐに専門家に相談
建物が古い場合や、外壁が劣化している場合は、アスベスト含有の可能性が高いため、早急に専門家に相談しましょう。
健康に大きなリスクをもたらすため、疑いがある場合は迅速に対応することが重要です。
アスベスト外壁の安全な除去方法
アスベスト外壁を除去する際には、専門的な技術と資格を持った業者に依頼する必要があります。
ここでは、アスベスト外壁の安全な除去方法について解説します。
専門業者の資格と法律に基づく処理方法
日本では、アスベストを含む建材を取り扱うには専門的な資格が必要です。
また、アスベスト除去作業は法律で厳しく規制されています。
そして、適切な防護措置や飛散防止の対策が義務付けられています。
これに違反する作業は罰則の対象となるため、信頼できる業者に依頼することが重要です。
除去作業の具体的な流れと注意点
アスベスト外壁の除去は、まず飛散防止シートで外壁を覆い、慎重に外壁材を取り外すことから始まります。
この過程で、アスベストが飛散しないように特殊な機器を使用しながら進められます。
除去後は、適切に廃棄処理されるため、安心して解体工事を進めることができます。
まとめ:アスベスト外壁の調査と除去は専門業者に依頼を!
アスベスト外壁に関するリスクや対策について、この記事では詳しく解説しました。アスベストは非常に危険な物質であり、外壁の劣化による飛散リスクは特に注意が必要です。
調査や除去は専門業者に依頼し、健康被害を防ぐための適切な対応を行いましょう。
岡山で解体工事・建替・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
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